DeNA共同創業者が立ち上げたQuipperは世界市場に向けたモバイルのeラーニング企業

2010年の年末にロンドンで創業されたスタートアップのQuipperは、クイズ形式で学習コンテンツを提供するプラットフォームアプリの会社である。AndroidアプリとiOSアプリとして提供されるQuipperは2011年10月にリリースされて、現在ではユーザー数170万、解かれた問題8500万、総トピック2000(1トピックあたり30問程度設問がある)を誇る。その内容は「80年代でもっとも興行成績のよかった映画は何?」みたいなエンターテインメントのクイズのようなものから高度な数学の問題まで多岐にわたっている。

Quipperの面白いところは、目指しているのが教育のための「プラットフォーム」だというところだろう。出題される問題の表示の仕方やクイズの進め方などを形式化して、実際のコンテンツはユーザーやサードパーティーが作るようになっている。いわば知の共有をCtoCでやってしまおうというものだ。ただし、現在は2000あるトピックスのうち半分程度はサンプルとしてQuipper自体が制作している。それ以外は、20パーセント程度は普通のユーザーが作成した問題となっていて、残りは提携している出版社から提供されるコンテンツだ。




このQuipperを創業したのは、南場智子氏や川田尚吾氏と一緒にDeNAを創業した渡辺雅之氏である。渡辺氏は2010年末にDeNAを去って、新たにロンドンでQuipperを創業して教育市場に参入した。同社は現地時間の5月18日に230万ポンド(360万ドル)のシリーズAでの資金の調達を発表している。調達先はグロービス・キャピタル・パートナーズ、 Skype創業者のNiklas Zennströmが創立したベンチャーキャピタルのAtomico、そしてベネッセである。

渡辺氏が教育の事業に着手したきっかけは、京都大学の学生だったときにボランティでアフリカの難民キャンプに訪れたことに遡る。生まれた場所によって人間のその後の人生の困難度が変わってしまうことを目の当たりにし、そういった人たちに教育の機会を提供することで、世の中を変えられるのではないかと考えるようになった。

時は過ぎて、高速なネットワークインフラとiPhoneやAndroidといったデバイスの登場する時代となる。こういったインフラが整備されることで、安価に教育のためのプラットフォームがグローバルで構築できるのではないかと考えたのだそうだ。

DeNAでこの事業を手がけなかった理由は、2010年当時、DeNAはソーシャルゲームに事業を集中させていた時期で、教育のように回収まで時間がかかるものはDeNAの外でやるべきだと判断したからだそうだ。

現在QuipperはQuipperアプリのみを提供しているが、今回の資金調達によって、新たな教育プラットフォーム事業を展開することを教えてくれた。まずは北米向けににスタートする事業は近日中にリリースされるという。

DeNA共同創業者が立ち上げたQuipperは世界市場に向けたモバイルのeラーニング企業

2010年の年末にロンドンで創業されたスタートアップのQuipperは、クイズ形式で学習コンテンツを提供するプラットフォームアプリの会社である。AndroidアプリとiOSアプリとして提供されるQuipperは2011年10月にリリースされて、現在ではユーザー数170万、解かれた問題8500万、総トピック2000(1トピックあたり30問程度設問がある)を誇る。その内容は「80年代でもっとも興行成績のよかった映画は何?」みたいなエンターテインメントのクイズのようなものから高度な数学の問題まで多岐にわたっている。

Quipperの面白いところは、目指しているのが教育のための「プラットフォーム」だというところだろう。出題される問題の表示の仕方やクイズの進め方などを形式化して、実際のコンテンツはユーザーやサードパーティーが作るようになっている。いわば知の共有をCtoCでやってしまおうというものだ。ただし、現在は2000あるトピックスのうち半分程度はサンプルとしてQuipper自体が制作している。それ以外は、20パーセント程度は普通のユーザーが作成した問題となっていて、残りは提携している出版社から提供されるコンテンツだ。



このQuipperを創業したのは、南場智子氏や川田尚吾氏と一緒にDeNAを創業した渡辺雅之氏である。渡辺氏は2010年末にDeNAを去って、新たにロンドンでQuipperを創業して教育市場に参入した。同社は現地時間の5月18日に230万ポンド(360万ドル)のシリーズAでの資金の調達を発表している。調達先はグロービス・キャピタル・パートナーズ、 Skype創業者のNiklas Zennströmが創立したベンチャーキャピタルのAtomico、そしてベネッセである。

渡辺氏が教育の事業に着手したきっかけは、京都大学の学生だったときにボランティでアフリカの難民キャンプに訪れたことに遡る。生まれた場所によって人間のその後の人生の困難度が変わってしまうことを目の当たりにし、そういった人たちに教育の機会を提供することで、世の中を変えられるのではないかと考えるようになった。

時は過ぎて、高速なネットワークインフラとiPhoneやAndroidといったデバイスの登場する時代となる。こういったインフラが整備されることで、安価に教育のためのプラットフォームがグローバルで構築できるのではないかと考えたのだそうだ。

DeNAでこの事業を手がけなかった理由は、2010年当時、DeNAはソーシャルゲームに事業を集中させていた時期で、教育のように回収まで時間がかかるものはDeNAの外でやるべきだと判断したからだそうだ。

現在QuipperはQuipperアプリのみを提供しているが、今回の資金調達によって、新たな教育プラットフォーム事業を展開することを教えてくれた。まずは北米向けににスタートする事業は近日中にリリースされるという。



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